うみ

家族のはなしのうみのレビュー・感想・評価

家族のはなし(2018年製作の映画)
3.3
どこまでも親の愛は深くて大きくて温かい。子供がいくつになっても、どんな嘘をついていても、それは変わることはない。ものすごい存在なんだな、親って。
それに比べて、子供はね(笑)自分の未熟さを棚に上げがちで、親を馬鹿にしがちで、親を必要以上に傷付ける言葉を発してしまいがちで…。
それでもいつか、親の有り難さに気が付く瞬間がくる。
時任さんの、不器用に息子を見守る切なさの表現が素晴らしく、親をなじる岡田さんの表情も鬼気迫るものがありました。
実写とパラパラ漫画との融合も目新しい一本でした。
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