なすび

ドヴラートフ レニングラードの作家たちのなすびのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

後半半分くらいねちゃった…目開けたときにちょうど映画が終わったみたいで画面真っ暗で無音だったから「…!?私ひとり取り残された!?」とちょっと焦った。へへ、映画の直前にサイゼリヤでドリアとチキン食べてお腹いっぱいだったから、仕方ないや🤯

有言実行人間なのでちゃんとドヴラートフの作品読んでのぞんだ!…と言ってもうまい具合には見つからず『世界文学のフロンティア-愛のかたち」に収録された、『わが家の人びと』の第十一章のみという断片しか読めなかった。とはいえ、その断片がすごくよくて!!ほんとによかった。アイロニカルと評されることが多いみたいだけど、確かにカートヴォネガットに似たものを感じた。同じユダヤ人なのですね。

映画のほうは、うーん…どうだろう?まぁドヴラートフという人の存在を知るにはいいきっかけになるかもしれない!でももう既に本で情報を得た身からすると、もう少し深い話が見たかったような気もするようなしないような(はっきりせぇ)。この監督、誰か一人に焦点当てるよりも群像劇やその時代の雰囲気を撮ることの方がうまいぽいから、ドヴラートフと彼の生きた時代をまるごと撮ったのかなと思いました。

ドヴラートフ、でけぇ。ただ街を歩くシーンでも目立ってる。たびたび言ってますがデカい人はたまにデカいだけで萌えてしまう。実際のドヴラートフはこんなに憂いのあるイケメン顔じゃなくて濃ゆうう!(アルメニアの血めちゃ感じる)なんですが、それはそれで好き。

ドヴちゃん(すぐ略す)8歳から小説家なりたかったらしい。ワシと同じやん。ドヴちゃんの奥さんや娘にすげなくされてる姿、なんか自分見てるみたいで身に染みた。「小説家なんてのらくらものの集まりね!」って確かにそうよな…なんて思いました。
てか、ドヴラートフって実際こんな感じやったんかな⁇言ってるギャグ全部スベってて、「えっ……」って感じだったけど…彼の書いてる本はおもしろいよ!みんな読んでね!😭
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