18年 トーマス・ステューバー監督作品。
旧東ドイツのライプツィヒ近郊の大型スーパーを舞台に、そこで働く人々の心温まる日常とドラマを描いた作品。
セリフも少なく静かな映画ですが、登場人物の心の動きが画面を通して、観ているこちらにとても強く伝わってきました。
身近に感じられる登場人物達と、大袈裟に見せない演出によりリアルさが増していて、クリスマスパーティーでのクリスティアンとマリオンのシーンも本当に素敵でした。
この映画で一番良かったのは、なんといってもブルーノですね…
少し寂しい感じの旧東ドイツの空気感もとても良かったです。
優しさのあるとても良い作品でした。