Tom2022

空母いぶきのTom2022のレビュー・感想・評価

空母いぶき(2019年製作の映画)
4.0
こりゃあすごい迫力の戦闘映画です。海上自衛隊が悩みながらも日本を守るために活躍します。

東亜連邦によって占拠された初島に向けて、空母いぶきを中心とする海上自衛隊の護衛隊群が向かいます。この空母いぶきの艦長である秋津(西島秀俊)は、自衛と戦争のはざまに立たされながらも、東亜連邦の潜水艦や航空機からの絶え間ない攻撃に対処してゆきます。

あれだけ攻撃を受けても、すぐに指示を出す秋津の判断はすごいですね!それに、自衛隊特有の専守防衛の立場に立って指揮を取る海上自衛隊の艦長の役割が、とても大変なのがよくわかる映画です。

東亜連邦の潜水艦や航空機から受ける攻撃のシーンは、目を離せないほどの迫力がありました。ジェット機のドックファイトや、魚雷やミサイルを打ち落とすシーンなど、すごく臨場感がありました😄。

個人的には、駆逐艦いそかぜの浮船艦長(山内圭哉)のキャラが良かったですね。「いてまえ!」と指示するところや、人間的に好感を持てるキャラでした。

しかしながら、国連軍が登場するところは、そんなに上手く行くのかなと感じました。とは言うものの、その後は、日本的なエンディングのなかなかで良かったです😄。
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