すず

空母いぶきのすずのレビュー・感想・評価

空母いぶき(2019年製作の映画)
4.0
戦闘と戦争の違い

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3本鑑賞1本目。
レビュー書いてなかったので再鑑賞して内容思い出しました(笑)

日本が侵略されかけた時
自衛隊の武力行使が認められたら…

これは[シン・ゴジラ]同様、日本のこれからのシミュレーションの様でした。尖閣諸島問題や憲法第9条が改憲されたら…あり得ない話じゃない。

あくまでフィクションなので敵は強気に攻めてくる。対して日本は防衛として戦闘こそするものの戦争回避に徹した攻撃に留める。

いぶきだけでなくいぶきに搭載している戦闘機、他の護衛艦(いそかぜ、はつゆき、しらゆき、あしたか)、潜水艦(はやしお)合わせて1つのチームとなってて、それぞれ見せ場があるのが良い。キャストも豪華。戦闘機乗りの市原隼人カッコイイ✨いそかぜの浮船艦長(山内圭哉)のキャラ好きだなーいてまえ!関西弁で急に漫画っぽくなるけど砲台長(和田正人)とのやり取り好き😊

また立場ごとのシーンの切り替えがそれぞれの使命感を描いていた。国民代表としてコンビニスタッフが描かれていたけど、店長は要らなくても良いかな(笑)メッセージカードは重要だけど、そこ以外はカット挟む必要ある?状況把握してない人の普段通り感を出したかったってこと?

自衛隊…第5護衛隊群(西島秀俊、佐々木蔵之介、高嶋政宏、玉木宏、戸次重幸、藤竜也 他)
政府…総理(佐藤浩市)始め外務大臣 他
メディア…本田翼、小倉久寛、斉藤由貴 他
国民…コンビニ店員(中井貴一、深川麻衣)

政府も自衛隊も国民との約束「戦争は二度としない」その為の戦闘を繰り広げる。国民の犠牲者を出さないことは勿論、自衛隊員だって1人も失いたくない。秋津艦長(西島秀俊)、垂水総理(佐藤浩市)の言葉に観てるこっちもそうだ!と共感。ウルッとくるシーンでした。

ラストはあっさりですが、私はこの作品結構好きです😊


2回目鑑賞
2019.11.30 あつぎのえいがかんkiki
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