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空母いぶきのfukapのレビュー・感想・評価

空母いぶき(2019年製作の映画)
5.0
まんがを知る人には酷評されていると聞くけど、原作を知らない私には衝撃的にカッコよく、しびれた!

この映画を「カッコいい」と言うと、それは不謹慎と言われるのかもしれないけど、事実カッコよかった!いぶき艦長、副長はもちろんだけど、各艦艦長も見逃せない、一人ひとりをもっとみせてほしいくらいだ。そして、日本を守る、護る、という使命を果たそうとする、艦隊そのものが素晴らしくカッコいい。

「これは訓練ではない」

日本はたった今も、さまざまな危機に直面している。空母いぶきでさけばれたこの言葉は、いつ現実となっても不思議ではない。

もし、この危機が現実として目の前に迫った時、世の中の答えは、本当に今のままなのか。敵となった相手が何十機も戦闘機を仕掛けてきた時、それでも私たちの国は、戦ってはいけない!と叫ぶのか。

ドキドキして、ゾクゾクした。途中で、なぜか涙も出た。私たちは平和だ。危機に直面しながらも、平和に暮らしている。

平和ってなんなのか。
いったい私は、誰に守られているのか。
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