グリーングラス版「7月22日」を観てから今作の順番で観ました。
シナリオは多くの被害者の証言を元に作ったフィクションとのことです。
痛ましくやりきれない気持ちになる事件です。
たった一人の凶行で多くの犠牲者が出ました。
初動の対応が良くなかったと指摘されているそうですが、それでもこのような犯罪自体を完全に防ぐことはできません。
映画はワンカットで進行していると途中で気づいて違う意味でドキドキしました。
グリーングラス並みに手持ちカメラが揺れます。
全ての役者さんの演技がたいへん素晴らしいです。
英語だった「7月22日」に対し、今作はノルウェー語なのも良かったです。
この作品をこのようなかたちで作った制作者、スタッフの皆様に敬意を表します。