ウトヤ島、7月22日の作品情報・感想・評価・動画配信

「ウトヤ島、7月22日」に投稿された感想・評価

ゆー

ゆーの感想・評価

3.6
本当にあった出来事をワンカットで映画化

あれをワンカットって凄いなと思った。
常に緊張感があって、緊迫した雰囲気とか再現されてるんだろうなと感じた。
mmkooo

mmkoooの感想・評価

3.7
ノーカット、緊張感と臨場感がよく出てた

7月22日という映画を結構前に観たときこっちの映画の存在も知って見てみようと思ってたけど、できればセットで見るか予備知識があったほうがいい
うわ

うわの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

72分間ノーカット。
鈍くて重たい銃声が鳴り続けるのが凄く疲れる。でもこれはリアリティを創り出す演出として良いと思う。
犯人は不特定多数。警察が発砲している。顔は映らない。これらも効果的だと感じた。
ケバブお兄さんとの会話のシーンかクライマックスへ叩き落とされたのはやられたなと思った。


波の音と歌声が気持ち良くて軽くウトウトしたってのは蛇足だな。
butasu

butasuの感想・評価

3.0
短時間に69人もの若者が殺害された実在の銃乱射テロ事件を描いた映画。全編ワンカット、ノンストップで展開する本作は、あたかも自分がその場にいるかのように事件を追体験させる作り。映画としてのフィクションめいた多少の見せ場はもちろんあるが、それよりも終始響く重い銃声と突然のことにパニックになる若者たち、見つかったら殺されるという恐怖感、手持ちカメラで表現される必死に逃げる様や絶望感などの緊迫感溢れる描写が物凄い。現場が小さな島であることからどこにも逃げ場がなく、海岸の崖沿いに声を殺して必死に身を寄せ合う若者たちの姿が痛ましい。終盤に再登場するナンパ男がやたらと喋るのがちょっと緊迫感を削いで鬱陶しかったのだが、映画的にさらにラストに絶望感を与えるためにあの会話シーンが必要だったに違いない。
sheevsan

sheevsanの感想・評価

3.2
犯人の姿は見えず、永遠と銃声だけが聞こえてくる恐怖感。
映画は被害者の目線で語られる。
これがフィクションではなく実際の事件であるというのがあまりにもぞっとする。
やんぬ

やんぬの感想・評価

3.0
背景をもっと知ってから観れば良かった。
実話と思うと辛い気持ちになるので、さすがにもう一回観る気力はない。
失礼ながらもこんな衝撃的な事件なのに日本でニュースになってたっけ、、、?
佐藤

佐藤の感想・評価

5.0
※ネタバレが含まれます。



72分間の長回しで描いた69人が犠牲になった銃乱射テロのドキュメンタリー

と、ドキュメンタリーと書きましたが、スタッフロールの最後に「これはドキュメンタリーではない」と監督からの但し書きがありますし、ストーリーや登場人物もあくまで生存者たちの証言を元に組み立てられたもので、正確には違うのですが。

今まで見た映画の中で、最も恐怖を覚えた作品といって間違いないと思います。

恐怖を感じる理由は一言で言えばリアルだったからです。
長回しや、銃乱射をしている犯人の姿や撃たれる人の姿が見えないことももちろんとても大きいのですが、個人的に一番これが大きいのではと思うのが、カメラがずっと主人公といっしょに行動している仲間かのような映し方をするところです。
主人公たちが座ったらその目線の高さに、地面にはいつくばって隠れている時はやはりその目線の高さにいるので、会話こそ主人公とはしないものの、もう一人の仲間の目線のように思えてくるんですよね。
特に、頭を少し出して向こう側の様子を一瞬だけ確認するようなところはちょうど自分だったらこのタイミングで同じことをしていたろうなって時にするので、自分がそうしたかのような錯覚に陥ります。

個人的に恐怖の絶頂だったのは、部屋に立てこもり、そこから脱出して、すぐに人が倒れていた時だった。
人が倒れているということは言うまでもなく、ついさっきまでそこに銃撃犯がいた可能性があって、ということはそれこそ20メートルも離れていないところにまだいるかもしれないということになる。

その時、寒気と鳥肌と発汗と、体のこわばりを認めて、自分が強い恐怖心を覚えていることを自覚しました。

後から考えれば、結果的にはテントにこもるのがおそらく一番安全だったということになるのだろうなとは思いますが、現実にこれが起こったとしたらどうすればよいのかというのは、岡目八目でそれらしいことは言える気がするけど本当のところは分かりません。

複数犯だったら、銃声から遠くに行けば助かるとは限らないわけですし、あのボートだって運がよかっただけで、銃撃犯の仲間だったり、銃撃犯に見つかって一網打尽にされていた可能性だってあったはず。
テントだってしらみつぶしに一つ一つ調べて回られた可能性だってあったし。

結局、リスクのない行動はなくて、最も生存確率が高い行動を取り続けるしかないのはそりゃそうなんですけど、その最適な行動がなんなのかが分からない。

また、現在の状況的にこれはまったくの他人事ではないと思う、と言うのはなぜだか不謹慎に感じるが、それはなぜなんだろうか。
一人旅

一人旅の感想・評価

5.0
エリック・ポッペ監督作。

2011年7月22日午後3時半頃、ノルウェーの首都オスロにある政府庁舎を狙った爆破により8名が死亡し、同日午後5時頃、オスロ近郊のウトヤ島でサマーキャンプに参加していた10代の若者達を標的とした無差別銃乱射により69名が死亡、単独犯としては史上最多となる計77名の犠牲者を出した「ノルウェー連続テロ事件」を映画化した実録サバイバルスリラーとなっています。

序盤で政府庁舎爆破の映像を流し、残りの大半をウトヤ島における銃乱射事件に絞って見せていく作品で、妹と共にサマーキャンプに参加していたヒロインが、突然始まった銃乱射から仲間と共に島内を逃げ惑いながら、行方が分からなくなった妹を見つけ出すべく奔走する姿を描いています。

コロンバイン高校銃乱射事件を題材とした『エレファント』(03)のように、多数の若者が犠牲となった無差別テロ事件の真相をドキュメンタリータッチに映し出したノルウェー映画で、銃撃の始まりから終わりまでに要した時間と同じ72分間の尺を、手持ちカメラによるワンカットの映像でリアルタイムに捉えていきます。サマーキャンプで青春を謳歌していた若者達が、突然の銃乱射によってパニック状態に陥りつつも、生き延びるために必死に逃亡を図る様子が臨場感万点に活写された共体験型ノンストップサバイバルスリラーで、銃声と悲鳴は聞こえてくるのに銃を乱射している人物の姿が一向に見えないことが、より一層の恐怖と緊張をもたらしています。

一瞬にして未来を奪われた69名の若者達の、“そのとき何が起こったか”―を克明に描写していく極限サバイバルで、警察の初動のお粗末さには怒りが込み上げてきますし、7月下旬でもノルウェーの海はかなり冷たいことが分かります。

蛇足)
事件当時ウトヤ島には約700名の若者がいましたから、10人に1人が銃乱射の犠牲となっています。
『1917』もそうだったが、ワンカット撮りの作品は迫力があって引き込まれる。
予兆も伏線もなく突然始まるのがリアルっぽいなと思いました。
主人公のカヤさんは何回かお母さんと電話するのですが、お母さんの方の声は一切聞こえません。カヤさんが「絶対妹を見つけるから」と泣きながら行った時お母さんがなんて言ったのか気になります。お母さん的には自分だけでも逃げろとも絶対に見つけろとも言い難いでしょう。
逃げて隠れている人たちが喧嘩しそうになったり負傷して唸っている人に辛く当たっているように見えるシーンは見ていて辛かったしやはりリアルだなと思いました。私だってその場にいて怪我人に「助けて」とか言われたら「うるせえ!!」と怒鳴っちゃうかもしれません。悲しいことに。
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