フンボルトペンギン12号

ウトヤ島、7月22日のフンボルトペンギン12号のレビュー・感想・評価

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)
3.1
悲惨な実話を元にした、、、のに退屈になってしまった映画

テロリストがほとんど見えず、どのくらい近くにいるのかよくわからず緊張感がわかない。劇場で見たらまた違ったか?
隠れている主人公の周りを逃げていく若者はいまいち走りに力が入っていないし、行ったり来たりしてて適当に走らせているようにしか見えない。犯人がどの辺りにいるのかよくわからないため緊張感がわかない

全編ワンカットなのはいいが、主人公が隠れている物陰からカメラだけちょっと頭を出してすぐに引っ込める謎のカメラワークいる?登場キャラがやるならともかく、お前(カメラ)は撃たれる心配ないんだから堂々と頭出せよと。せめてそれ(カメラワーク)やるなら撮影は誰か登場人物がやっている設定を入れてほしい。

脚本も薄い。登場人物がフィクションなら盛れよと。一緒に隠れているキャラ同士のセリフが散漫で掛け合いが弱い。ドラマが弱い。小さいイベントが長い間隔を空けて点在する感じでかなりの時間退屈に感じた。

最後に主人公が悲嘆にくれるシーンをもっと前に持ってこいよ