いきなりクライマックス。
お、お、おぉぉ、とこっちが構える間もなく進む展開。余計な説明はほとんどナシ。とうらぶが守っているコアみたいな、外しちゃいけないモノは守りつつ、映画ならではの、この勢い。戦隊ヒーローです。脚本があの小林靖子さんということで、もうこのあたりは絶対の信頼感なんだろうけど、映画だと堪能するのには短すぎると感じたくらい。
ただ、もっと爆上がりたかったんですよねーーーーーー。
各刀剣男士の立ち回りとかガンガンUNBROKENかけてもらってさ、Fooooo!!! って立ち上がりたいわけですよ。あーーー美しいーーーとは思うんですが!! 折れないじゃん、もうこのテーマ曲からして。じゃぁもうガンガン攻める感じいっちゃってさぁーーー!!! イエーイ!!! キタコレーーーー!!!ってなりたいわけですよ。もっと、こう……! 熱を感じたかった。
ただ、周りの審神者さんたちは、ラスト桜がふわわぁぁっと舞った中で三日月宗近の肩を抱きながらある刀剣男士が出てきたとき、息をのみ、悲鳴を押し殺し、多分何人か尊さで気絶してたから、みんな興奮してたんだな(小並みな感想)。
全体的に観てる最中のテンションが同じ位置をキープする感じで(もちろん平均以上ではある)、個人的にはもうちょっと起伏が欲しかったところ。
でも、とうらぶが映画になり、しかも一定以上のクオリティで世に放たれているこの現実に、何を文句を言うことがあるのか。いや、ない。