薬師丸ひろ子
松重豊
吉田羊の3人に泣かされ
ラストなんか
まばたきを必死に堪えているのに
ぼろぼろ零れる始末でした。
ある喫茶店の
ある席に座って
いくつかの約束事を守ると
時間を旅することができる。
ほんの
コーヒーが冷めるまでの間だけ。
↑
ファンタジー好きには
たまらない設定です。
灯りの消えたことのない古書店、
蔦に覆われたカフェ、
森の中にたった一つだけあるブランコ
などの
レトロで謎めいたワードに弱い人たちの
ツボは充分に押せそう。
その席の不思議ルールを
登場人物たちが自然と受け入れているのも
絵本っぽくって好きです。
「誰かが亡くなったとき
周りのみんながずっと悲しんでいたら
その人はみんなを悲しませるために
生まれたことになってしまう」
良い人生だったかどうか決めるのに
いろんな物差しがあるんでしょうけど
最終的に
周りの人たちが決めることもあるんだと。
またひとつ
大切な考え方を得ることができました。