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コーヒーが冷めないうちにのsumiccoのレビュー・感想・評価

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)
4.1
薬師丸ひろ子
松重豊
吉田羊の3人に泣かされ

ラストなんか
まばたきを必死に堪えているのに
ぼろぼろ零れる始末でした。


ある喫茶店の
ある席に座って
いくつかの約束事を守ると
時間を旅することができる。

ほんの
コーヒーが冷めるまでの間だけ。



ファンタジー好きには
たまらない設定です。

灯りの消えたことのない古書店、
蔦に覆われたカフェ、
森の中にたった一つだけあるブランコ
などの
レトロで謎めいたワードに弱い人たちの
ツボは充分に押せそう。

その席の不思議ルールを
登場人物たちが自然と受け入れているのも
絵本っぽくって好きです。


「誰かが亡くなったとき
 周りのみんながずっと悲しんでいたら
 その人はみんなを悲しませるために
 生まれたことになってしまう」

良い人生だったかどうか決めるのに
いろんな物差しがあるんでしょうけど
最終的に
周りの人たちが決めることもあるんだと。

またひとつ
大切な考え方を得ることができました。
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