このレビューはネタバレを含みます
タイジの達観によるルート。
タイジが初めて母から「ありがとう」「あなたがいてよかった」って承認を受けることができたのは、タイジが生きていくうえで重要なことだったから、母のためを思うことが自分のためになるということだということについて気付きがある。
「僕は豚じゃない」って自己承認を促してくれるメンターとしてのおばあちゃんみたいな人が最小単位の社会である家族のちょっと外にいてくれる環境のありがたみも痛感する。
自分には感覚的に分かりえない範疇の話。
もうなにみても太賀がすごいな。