めあり

母さんがどんなに僕を嫌いでものめありのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます


「理解は気づいた方がすべし」

プライドが高く子供を愛せない親
どれだけ嫌われても親を愛し、愛されたい子ども

人間関係をうまくできない
不器用な人間の姿が描かれている
素晴らしい作品でした。

吉田羊さんがとにかく美しく、
またひどい母親の演技が素晴らしい。

まるで自分が怒られているように感じるくらい
息子に辛く当たる演技がうますぎて心が痛みました。

唯一の救いだったばあちゃんとの再会は、
涙なしには見れません。

主人公が、自分の過去を曝け出して、
心の底から信頼できる友達ができたシーンなど、
何度も感動しました。

「羽ばたけ」
「みっともなくていいよ」

どれだけ酷いことをされても、
それでも相手を信じて、自分を変えようと努力し、
無条件の愛を母に注ぐ主人公の姿に励まされました。

私も人間関係や人生を諦めてはいけないと
元気をもらいました。
めあり

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