まし

母さんがどんなに僕を嫌いでものましのネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます

ポップな始まりに油断してたら、吉田羊の毒親ぷりとタイジの健気さにしっかり心臓が痛い。
無償の愛って親から子ではなく、子から親だよなと改めて思う。
ここではハッピー?エンドではあるけど、現実はこううまくは行かないだろう。
親から包丁を向けられ、あんな言葉を浴びせられたら、忘れられるわけないし、あの時あんな事あったよねなんて笑い話にもならない。
心の奥底にしまい込んでは思い出し、またしまい込む。その繰り返しの度に傷つくんだろうと想像するだけで、和解する強さは私にはないし恨んでる方がきっと楽かもしれない。
まし

まし