朝一番の新宿ピカデリー。
朝の新宿ってのもいいけど
100人以上入る劇場に観客は10人ちょっと。
無駄な音がほぼ無しの空間がたまらない。
予告からずっと観たかった作品を
やっと観ることができました。
太賀ファンの自分としてはかなりの期待を持ってました。
吉田羊も出ているということで、
作風もミニシアター系ではなかったかな。
ピカデリーで観てよかった。
親子の絆をテーマに
虐待やいじめを乗り越えて1人で生きていくタイジ。
けれど自分は決して1人じゃなくて
遠くから見守ってくれる仲間や
友達たちに救われる姿に涙しました。
劇中で何度もタイジの優しさが出ていて
芯にある優しさと自分を信じる気持ちが
とても伝わってきました。
一人称が「僕」なところとかね。
色々な人の優しさや想いに
何度も涙を流しました。
こんなに泣いたのは久しぶりかもしれない。
太賀は作品を重ねるごとに
とても素敵になっていく俳優さんですね。
コメディ作品もやりつつ
こういった真っ直ぐな役もしっかりと演じていて
というか演じてないように感じますね。
今後も応援してます。