今泉監督マラソンなうです。原作未読です。
特に恋愛としての出会いに焦点を絞った群像劇でした。
群像劇なので、一人一人の出番は少ないのですが、どのキャラクターも愛おしくなってしまうのが今泉監督のよさなんかなって感じます。
10年後の高校生2人組が一緒に自転車で駆ける映像なんて、ごくありふれてるのに、久しぶりにドキドキ感じて好きだったな。
あと、ウィンストン小野の"大丈夫"も好きです。みんな小さな小さな自分のフィールドでも、一生懸命で愛おしい。
いっこいっこの出会いを大切にしましょう。
ではなくて、
自分にとって身近な人との出会いが、振り返ったときに良かったと思えたらいいよね。
と、あまり道徳的でなく、そっと背中に寄り添うようなやわらかいメッセージがじんわり沁みました。
