やっぴー

この道のやっぴーのレビュー・感想・評価

この道(2018年製作の映画)
3.5
詩人・北原白秋と作曲家・山田耕筰との出会いから、
数々の童謡誕生の瞬間や友情などを描いている作品。
二人の実像はこういう感じだったのかと興味深く観たけど、淡々としすぎていて若干の物足りなさも。
女にだらしなく、子供のまんま大人になってしまったような白秋を演じている大森南朋が、とても魅力的だった。
白秋の無邪気すぎる笑顔を見て、こんな表情もするんだとなぜか驚き。
AKIRAの演技が心配?だったけど、実直な耕筰に意外とハマっていた。
松本若菜の妖艶さ、
貫地谷しほりの素朴さも可愛らしい。
松重豊の貫禄も素晴らしかった。
ラストに流れる、ATSUSHIが歌う「この道」もじんわり心に染みた。
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