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家へ帰ろうのaのネタバレレビュー・内容・結末

家へ帰ろう(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

おじいちゃんが主人公ってだけでくるものがある。

ホロコーストから命を救った〜って説明を読んだから、ナチス絡んでるとは踏んでたけど、思ってたより重かった。

孫が写真嫌い、iPhone買いたい、1000ドルくれって言うシーンはあまり好きじゃない。実は600ドルで充分で200ドル得しました♡みたいなのをアブラハムは好きなの?ほんと?

その場その場で出会った人々が優しい。。機内で出会ったレオナルドは、話しかけられても雑誌読みっぱなしで最初は良い人とは言えなくても、ちゃんと謝れるし、勘当した娘に会う協力もしてくれる。娘は、、。

ホテルの女主人ゴンザレスも良い!歌めちゃ大人っぽい。からの2人でめちゃ笑うシーンほんとに好き。電車来るまでレオナルドと2人で待っててくれたし。

イングリッドも良い。多分だけど、アブラハムの「ドイツに行かないでポーランドに行きたい」っていうの聞いてたから、ドイツ人って明かしたら嫌がることは分かってたと思う。でも笑顔で話しかけてくれて、案の定アブラハムはかなり嫌がってたけど、その後も自分から行ってくれて、、。最後、ドイツの駅でアブラハムが足を自ら地面につけたの好き。もちろん、ホロコーストやナチスがしたことは許されることではないし、ましてやユダヤ人で祖父・父親が目の前で殺されて、大事な妹が目の前で連れていかれるのを見たアブラハムからしたら今と昔のドイツがどんなに違くても今のドイツを受け入れることは難しいと思う。それでも、イングリッドと出会って、考え方が少しずつ変わって、ドイツ国民じゃなくて1人の人間として見るようになって。。足を地面につけるところか1mでも1cmでも近づきたくなかった時からしたらすごい変わったよ。。

その後の電車内での、アブラハムが倒れる直前のシーンはよく分からなかった。死んだはずの家族が出てきたり、「小僧」って言われてたから昔の記憶なり妄想だと思うんだけど、、。

ワルシャワで看護を担当してくれたゴーシャも良い方だった。ちゃんとアブラハムのやりたい事に協力してくれるし、アブラハムを思って行動してくれてる。最後は、2人の笑顔で見つめて、最低限の関与しかしないって。。粋すぎる。

最後、最後!出会えて良かった。ピオトレック、、。仕立て屋やってくれてた。。「家へ(に)帰ろう」って、、そうだよね、あそこが本来なら住んでた所だもんね。
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