家へ帰ろうのTT3のレビュー・感想・評価

こういう映画は得てして政治的主張を含むので注意して見ることにしているが、それでも泣いた。

ホロコーストは完全なる悪である。それでも時代は進み、反省は繰り返された。
当時のユダヤの人々の恨みはいつ癒えるのか。戦後74年経った戦争を知らないドイツの若者達がいつまで贖罪すれば許されるのか。現代の私には裁けない。

絶対に許せない国の、最愛の友に45年も会えなかった気持ちはわかるような気がする。