オプティマス

飢えた侵略者のオプティマスのレビュー・感想・評価

飢えた侵略者(2017年製作の映画)
1.9
おそらく無編集ですし、そこら辺の田舎町で撮影したような感覚があり、異世界な要素はあまり感じられませんでした。そういった意味ではリアルだったかもしれません。
あらすじを説明したいのですが、説明があんまりできません。なぜなら殆ど何も起きないからです。何がしたいか分からないですし、何もしようとしているのかも分かりませんでした。ただゾンビワールドになった世界で、もがいて生きていくキャラクターの話でも全然良いのですが、登場人物全て魂が抜かれたようにぼーっとしてて会話も面白くないですし関心が湧きませんでした。
私はゾンビ映画をたくさん見たことがあります。ノロノロ歩くゾンビもいれば、ダッシュするゾンビ、悪魔系ゾンビなんかも見たことあります。しかし今作品のゾンビのタイプがよく分かりませんでした。今流行りの元気満々知能数ゼロのダッシュゾンビかと思ったら、意外と群がって独特な習性を持っているんだな…と思いきや、またダッシュ系ゾンビに戻ったりよく分からなかったです。人間がアホなのかゾンビが賢いのかは分かりませんが、気付いたら近くにゾンビがいて脅かしてくる描写も多くて…遊ぶ習性も兼ね備えているゾンビのようです。
なかなかいないと思いますがゾンビ演者も酷かった気がします。走っている時、足元気にして走っているゾンビがいまして、笑っちゃいましたね。
トーンもほぼ音楽なしでシリアスなのにコメディ要素を入れてくるのは変ですし、どう見ていいか分からなくなります。
変に謎を残すより人間vsゾンビの破茶滅茶なホラーアクションで良かった気がします。