すずめの戸締まりのオプティマスのネタバレレビュー・内容・結末

女子高生のすずめは謎の青年草太と出会い、地震を引き起こす‘’ミミズ‘’を止めるため、日本各所を訪れ、たくさんの人と出会い、すずめ自身の過去が明かされていく。

本作を見るまで震災をモチーフにした作品とは思っていませんでした。SF要素と震災を掛け合わせた興味深い作品でした。
君の名はや天気の子比べ、ダイレクトにテーマを表面化したような印象を受けました。

震災のトラウマや親と子、叔母と姪の関係も物語に沿って、深堀りされていきます。
何となく賛否あるように感じますし、人を選ぶ気がします。深く関係している方はどう感じるのか、それすら気になってしまいました。

「草太さん！草太さん！」の連呼のウザさや日本アニメ特有のあざとさも少しだけ気になりますし、必要以上に昭和ヒットソングを流すといった細かい嫌な点はあるものの、トータル面白い作品でしたし、新海監督の中で多分1番好きです。