タイトル、適当につけられた邦題なのかと思ってたらそのまんまの和訳であった……(笑)
オックスフォード大辞典の辞書編纂の物語ということで興味を持って観たけれど、話の本質は罪と赦しだったのかな。
主人公である辞書編纂者がスコットランド人であることや身分から差別されていたりだとか、戦争によるPTSDの問題、19世紀のヤバイ精神医療、語学の天才と天才との友情、辞書編纂が主軸になりつつ結構いろんな要素が盛り込まれていて、一言でこういう映画!とは言い表しづらいのだが、見応えがあって良い映画でした。ショーン・ペンすごいですね。
実話ベースというのもすごい。舟を編むみたいなものを期待するとまた全然違った映画なのですが美しい映画でした。
人間の頭は空よりも広い。PTSDに苦しむ元博士が言葉を追いかけるときだけ正気でいられることを語るシーンでめちゃくちゃ泣いてしまった