このレビューはネタバレを含みます
恥ずかしながらオックスフォード英語大辞典がどういうものなのか知らず、一般市民に情報提供を呼びかける流れや、国や大学の威信に関わるという点がピンときませんでした。
英語ネイティブであったらさぞ面白かったろうなと思います。マレーとマイナーが単語を言い合って笑うシーン、全然理解できませんでした。何かしらのゲームなんでしょうがルールがさっぱり…。
マイナーが繰り返し言った「assythment」も、ネイティブからしても初めて聞くような単語なのか、仰々しい言い方なのか、古い言葉なのか……字幕では「贖罪」になっていたかと思いますが、なぜマイナーが「assythment」と言ったのか、私にはわかりませんでした。
「辞典づくりのために学者と殺人犯が協力する」という点に興味を持って視聴したので、事実とはいえ辞典づくり以外のシーンが多かったのは期待はずれでした。
「まだAなのに！」ともう嫌になっちゃってる人とか、何世紀の用例が見つからないなら妥協しちゃえばいいんじゃないかとか、どういう引用が送られてきてどういう基準で選定するかとか、そういうシーンをもっと見たかったです。
