劇場に閉じ込められ、
真四角の世界をのぞき込んできました。
たった2人、孤島の閉鎖空間での生活。
一触即発の危うさがずっと漂っていて嫌〜な感じ。
劇中ずっと、ぶぉ~んという音が轟いています。
張り裂けるようなカモメの声に、
やがて主人公もその声になってたりして、
音方向でも嫌〜な要素がぎゅうぎゅうでした。
それに、おっさんの屁、、、
どよ〜んとした部屋の中で臭いまで伝わってくるようで、
ほんとうに嫌だ。※褒めてます。
極めつけに螺旋改段の先、
突然の異質世界に目がくらみます。
箱の中から箱の中を見る感覚、
見ちゃいけないものを見ちゃった感じが後を引きました。