このレビューはネタバレを含みます
なんという映画…
萩尾望都の灯台守の話を思い出させる題材だと思って見始めたら…最後の10分でこういう展開になるとは。途中までの暗さは分かるけど、最後の場面が出てくるような映画だと覚悟してなかったです。
その直後のエンディング音楽のノリに戸惑う。
一番印象に残った表情は、トミーが肉を食べたいと言った後のトムの表情。
あなたが料理担当だったの…って気持ちと
作ったものを言われたら辛いよねって気持ちと
それまでトミーが言うように、当時としてはメイドやら奥さんにやらせるような女性の仕事をトミーに押し付けてきた中での、夫に料理を非難されたときに女性が受けるショックが見える表情。
あの時の気持ちはなんなんだろう。
考察を読んでも歴史や神話の話を表してるのは分かったけど、あそこはなにを表現してるのか気になった。