いち麦

ティートとエイリアンのいち麦のレビュー・感想・評価

ティートとエイリアン(2017年製作の映画)
4.0
イタリア映画祭2018にて鑑賞。舞台は米国エリア51の直ぐ傍。死別した妻への思いを断ち切れず前へ踏み出せない科学者と、亡き父親との対話を夢見る甥っ子少年との交流。自身に重ねる様にティートを見る科学者ビオンディの辛さが静かに押し寄せる。緩い寓話仕立てなのに、それなりに引き込むのはロマンチックなカメラワークのカットと名優V.マスタンドレアの演技の賜物だろう。
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