可もなく不可もなし。
バラバラの話がどんどん繋がっていって、最後に全ての伏線回収、大団円！なんてことはない。
ん？この人とこの人、繋がるの？と思いきや、いまいちすっきり繋がらないし。
カフェに座りっぱなしで、全然運動してないのにあんなに食べてばかりでどうして痩せてるの？とか、閉店後も居座ってるけど、カフェに住んでるの？とか、変な所ばかりに目が行って、話に集中できないんだけど、集中したところで、カタルシスは得られない話でしょうね。
でも、そんなに悪くないと思ったのは、魅力的な依頼者達のおかげ。
中でも爆弾作りのおばあちゃん。昔取った杵柄なの？人殺せとか強盗しろよりずーっとレベル高い、素人には無理なタスクじゃない？
そしてやるやらないで揺れ動き、その理由付けで唯一カフェの彼の動揺を誘ったと思う。
修道女の若い子が、どんどん色っぽくなっていくのもよかったなあ。あんなに人間変われるんだ、としみじみしてしまった。
男の子は可哀想だったけど、あの女の子の笑顔見たらどうでも良くなった。
まあ、主人公のロマンス的なものは要らない、には同意。
ちょっと映画でも見に行こうか、という気分の時にはいいレベルです。
