このレビューはネタバレを含みます
限られたシチュエーションの中での話だが、展開に飽きが来ずダレない。
だが、6人の話を代わる代わる見せるので、コロコロ変わるなという印象も。
シチュエーションは限られるが、回想や幽霊など、予想を裏切られるようなある意味ベタな展開も面白かった。
作品として、当初思っていたイメージよりも王道な作品だった印象。
遺作となってしまった事と、オウムとの関連が重なったりとタイミングが稀有な感じ。
ラスト、あの展開についてはどう理解すればいいのか?
死んだのか?
確かに死刑執行の際に、映像では大杉漣の顔に紐が重なっている構図だった。