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クレアのカメラのchiyoのレビュー・感想・評価

クレアのカメラ(2017年製作の映画)
3.0
2022/9/15
2016年のカンヌ国際映画祭の期間中に、イザベル・ユペールとキム・ミニを起用して現地で撮った作品。冒頭からキム・ミニ演じるマニが理不尽な解雇を言い渡され、少なからずビックリした。が、後に判明する解雇の理由が思った通りで、意外性がなかったのが残念。しかも、マニの相手となるソ監督が全く以てどうしようもない。ホットパンツを穿いているからといって、何で叱責されないといけないのか。完全に余計なお世話である。そして、イザベル・ユペール演じるクレアは、偶然にもカンヌでマニともソ監督とも知り合う。ラストではマニの解雇が取り消されるものの、普通に受け入れて働くのではなく、「いえいえ願い下げです」くらいの強さを見せてほしかった。何だかんだと、ソ監督との関係も切れなさそう。
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