タカナリ

たまえのスーパーはらわたのタカナリのレビュー・感想・評価

たまえのスーパーはらわた(2018年製作の映画)
3.8
上田慎一郎監督作品。
ホラー・スプラッター映画好きで映画監督志望の女子高生・浦野玉恵が、さいたま市のPR映像を撮影するという話。
 
吉本興業が企画した作品であるため、「しずる」と「ジャングルポケット」が出演しています。演技どうかと見る前は思いましたが、違和感無かったですね。普段コントをしている芸人さんはある程度出来るんですかね。プロの俳優には劣りますけど。

女子高生映画監督の話なんですが、良くも悪くも「映画監督とはどうあるべきか」というのがよく描かれていたと思います。
自分の思いやこだわりを出すのは大事だが、周りを見ずに突っ走りすぎるのは危険というのがよく分かった。映画監督に限った話ではない気がしますので、共感出来る人はいるかも。
ホラー映画撮りたい人が、ホラー以外を撮りだしたのには驚きましたね。

終わり方も好き。
子供と大人が一緒に楽しんでるとか、見てて楽しかった。