幕末、長州の脱藩浪人の多十郎と、彼を取り巻く人々のお話です。
木枯らし紋次郎シリーズや、極道の妻たちシリーズで有名な中島監督の久々の時代劇になります。
時代劇とはいえ、メロドラマの色も濃いので、好き嫌いはあるかも。
多十郎を演じる高良健吾がはまり役で、彼のファンなら観て損は無いと思います。
京都弁は少し気になりましたが、多部未華子さんも綺麗でした。
立場上、対立する側となる京都奉行所の寺島進さんのキャラクターも一本筋が通っていたのも良かった。
作中、綺麗だったけれど、大覚寺の心経宝塔（確か、大正時代のもの）をバックにした場面は少し違和感を感じたかな～。
多部未華子さんの生まれ故郷として、何度も高雄、高雄と出てくるのですが、高尾と思ったのは内緒。（おかしいと思って、終わったあとでググって確認してしまったよ。）
