ワタリ

チワワちゃんのワタリのレビュー・感想・評価

チワワちゃん(2018年製作の映画)
3.6
嗚呼、この映画を観て、あの頃は若かったとは思えないのは当事者ではなくて第三者だから

だからこの映画は普遍的というよりも自分の中ではこの平成が終わる今だからこその、まさに今ピンポイントで描け、観て感じられる青春群像劇だと思った

まさに青春の中の自爆テロと評される「チワワちゃん」をいつのまにか中心に描かれる群像劇

チワワちゃん可愛いというか出てくる女優さんみんな可愛い

成田凌、役得すぎる

そして謎のちょい足し松本穂香

始まったときのケイオス感に、最近の青春映画は生温いからか自分の中でこういうのを待ってた!と少し胸が高鳴る

しかし犯人は誰なんだろう、色々と考察しつつも、今を刹那的に生きたチワワちゃんとまわりをとりまく若者たちの一歩進むための映画だと思って、ラストの僕らの時代に、なぜかシロップの「さくら」という曲の「これはこれで青春映画だったよ、俺たちの」という歌詞が浮かんできたとか、それは後付けとか…

デートではあまりオススメしないかも?理解してくれる人と観に行きましょう。

しかし成田凌は役得…
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