Takasugi,Kei

氷上の王、ジョン・カリーのTakasugi,Keiのレビュー・感想・評価

氷上の王、ジョン・カリー(2018年製作の映画)
4.2
「自分の中に闇の部分がある」とカリーが言ったこと、自他共に厳しく理想を追求せざるをえない人の陥りがちなことだと思う…厳しい生活を離れて引退、療養の日々に入ったカリーが「全く別人になっていた」と言われていたが、常に自分を追い詰めてチャレンジを続けていたことが他人への支配や被支配への欲求、過剰な気持ちの浮沈みとなっていたのではないか。
また解説で町田樹が言っていたように、1970〜80年代のイギリスでスケート表現の改革が起きていたことは、同時代にネオアコースティックやエレポップが起きたことともリンクしているようにみえる。
Takasugi,Kei

Takasugi,Kei