映画作りてえ!なんで俺は69年の新宿に居ないんだよ!もし居たら絶対若松プロに入るよ。
白石監督の若松プロへの憧憬と愛が大きすぎて、門脇麦のドラマから段々とピントが外れていった印象。俺も同じ気持ちなので、パレスチナのドキュメンタリー作ったあと足立さんがゲリラに合流して国際指名手配されたりとか、最後に若松監督が作ろうとしているのは天使の恍惚だとか、そんなことばかりが気になってしまった。
でも思想とか関係なしに映画を作ったり、映画のことを話したりするのってこんなに楽しいんだと思える。その瞬間は本当に尊い。
始めて見たのは岩手の盛岡ルミエールで、高校生だったけど観客は俺一人だった。岩手に居る場合じゃない。若松プロに入ろうと思って東京への憧れを持ったのはいい思い出。