たくや

騙し絵の牙のたくやのレビュー・感想・評価

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
3.8
オンライン試写会で鑑賞!!
※原作は読んだことないです~

出版業界の問題点や闇の部分を描きながら、“ビジネスの駆け引き”の心理戦ヒューマンドラマ。
最後の最後までワクワクさせてくれた!


しかーし!一つ観る前の皆さまにこれだけはお伝えしたい!
正直、予告の宣伝文句は少しズレてると思う。
どんでん返しサスペンス…いや!面白い要素はそこじゃなく、“ビジネス”の勝負が面白さであり、『七つの会議』に近い楽しみ方かなと個人的には思った😁
ストーリーは面白いのに、予告がほんと残念!
※てかあなたは何回騙される!とかいう予告やめた方がいいです、ほんと。
このパターンで騙されたことほぼないですから(笑)


~楽しい楽しいビジネス駆け引き~
“仕事はより難しくて楽しい方を選ぶ”という理念がある速水編集長(大泉洋)。
彼の言動がいちいち面白い。
善人ではない、でも人を動かす力がある。そしてなにより、自分の理念を曲げない。だからこそ、結果として周りを動かす(良くも悪くも)
…これ面白そうだな。ちょっと自分も真似したいと思うほどだった🤣まあ無理だけど(笑)
あと、相手をかき回すという嫌らしさがあるのに、どこか憎めないキャラ。→これが似合う、大泉洋は!


~キャスト陣が素晴らしい~
松岡 茉優は相変わらず上手いですね!
七変化とかじゃなく、彼女自身のパワーでそのキャラを自分のものにしてしまう。スゴいです。

池田エライザ可愛い美しい、見ているだけで満足!

渋いキャスト強い。國村隼、佐野史郎、リリー・フランキー、塚本晋也…最強。

ちょい役の斎藤工と中村倫也も存在感があって良し🥺



ずっと観たいと思っていた作品だから、無事に観れて嬉しかった!
ぜひ皆さまもご覧あれ~
たくや

たくや