この作品は宣伝が上手だったんだと思う。
予告を観ている限りでは、色んな人が内心に企みがあって嘘をつき身内をも欺く。
そんな感じの印象を持って鑑賞に挑みましたが、観終えた今の感じとしては印象よりライトだったかなと思います。
大泉洋の演じた編集長は曲者で独断的ではあるが仕事は出来るって感じで面白いことをひたすら追求する人。
彼がどこまでを知っていて予定調和で進んで行ってたのかは気になるところではあります。
駆け引きの中で出し抜きがあり期待通りの反面、周りがあまりスポットを浴びておらず騙し騙されの様相を楽しむものではありませんでした。
大泉洋の独壇場+αと松岡茉優くらいでしょうか。
大泉洋と木村佳乃の関係って話題に上がりましたっけ!?何故忌み嫌われているのかの理由が少しばかり欲しいところ。
出版業界の業績の落ち込みをどう持ち直し面白くするかという部分でも興味深い作品です。ただ期待値を上げ過ぎて観てしまいました。