Boss2054

騙し絵の牙のBoss2054のレビュー・感想・評価

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
4.8
何の予備知識もなく観た。
知っていたのは、原作の作者が大泉洋さんに当て書きして小説を書いた。
ト云うくらい。
でも、逆にその情報が邪魔をした。
面白さの期待値が勝手に上がってしまったからだ。

でも、まあ、観終わった後は、
普通に面白かったね❣️
ト云う感想を抱くくらいかな。
壮絶な騙し合いバトルの印象はなかった。
不況の出版業界で、
出版社、編集者、作家などが生き残りを掛けて努力する話に見えた。
確かにそのためにライバルの裏をかく的な要素はあるけれど、
それが意図して騙しているト云う感じは受けなかった。
なので、スティングの様なコンゲーム映画のしてやられました‼︎
お見事❣️ 的な感想は出て来ない。
どちらかト云うト出版業界を舞台にした、半沢直樹シリーズのイメージかな。

見たこともない大泉洋さんを見せるト云うコンセプトだったらしいが、
ワタシの中のイメージでは、
大泉洋さんは結構色んな役を演じていらしているので、
特にこの役が見たコトもない役ト云うふうにも感じませんでしたね。
もしホントにそう云うコンセプトであれば、
韓国ノワール映画の主人公的な正義の味方なんだけど、やたらバイオレンスな主人公ト云うのを観てみたいですね❣️
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