栗林55

旅のおわり世界のはじまりの栗林55のレビュー・感想・評価

旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)
2.8
【前田のあっちゃん、異国の地で、彼氏を想いながら、そのままズンズン進む。】



黒沢清監督の作品は初めてです。
監督が信頼を置いているあっちゃんが主人公で、アマプラ期限きてたので、観てみました😄



作品的には、う〜ん…でした☹️

まず、個人的な好みに合わなかったんです😂

となると、新たな視点をくれたり、心の成長・カタルシス・どんでん・アイロニー・映像美・心地よい音楽・癒し系・頭空っぽパターン…なんか一つの映画としての軸が欲しかったんですが……

展開が何もなかったんですよねぇ。あらすじ読んだら面白そうやったけど、イメージと違ったなぁ。ノーファンタジー。イェスリアル。


その中でも、愛の讃歌♪はポイントやったと思います😊

自分の理想とのズレによる自分探し。
何より愛する人のために生きる。そこに重点を置いてるんやと思うんですが…
個人的にあまり好きじゃないテーマっていうのと、あっちゃんがハマってなかったのかな…😐悪くはない‼︎悪くはないんやけど、なーんかなぁ…



テレビで燃える東京を見て、すぐに〇〇をイメージしてしまうのは、うわっ…と思ったなぁ…。こんな経験したことないから分からんけど、異国で不安でい続けるってのは辛すぎるやろうなぁ🥺


序盤にウズベキスタン🇺🇿の人々を散々ディスったので、後半に日本人とは違う良さを表現してくれるカタルシス系かな〜と思ってたのに、なんのフォローもなし‼︎😲

でも最後に葉子が、ウズベキスタンは良い国だよ〜やって…

ななななんで〜‼🤣どこでそう思ったのよ〜‼︎︎🤣🤣


羊を逃すという耳を疑う提案にまさかの賛成のテレビクルーに…ナンデヤネン‼︎⊂((・⊥・

大人としてほんのもうちょっと冷静になってほしい葉子に…ナンデヤネン‼︎⊂((・⊥・



あっちゃんの演技はひじょ〜〜〜に賛否ありますが😅、僕は賛の方です!
特段演技が上手いとは思わないのです🙇‍♂️が、あの雰囲気、自然体を出せるのは貴重な存在やな〜‼︎と思います。なので、作品によってはガッチリ合うと思うんよな〜🤔

今作のような、
周りが見えてなくて、特に成長もしなくて、でもある一つのベクトルがめちゃめちゃ大きくて。客観的に見たら若干引いてしまうようなところもありながら、そこに確かなリアルを感じる。
こういうキャラクター性には、彼女は合っていたと思うので良いキャスティングやと思います‼︎😄👍

あっちゃん、いつか良い作品に出会えますように〜😌(脇役のワンポイントの方が輝くのかも⁉︎)


染谷くん、柄本さん、加瀬亮の脇役が良かったね〜。染谷くんはほんまにムカつく役上手すぎね😆ただ…三人とも、活かし切れてはなかったな〜😑



こういうテレビの現場のリアルがあるのかなぁ、という感想で終わってしまいました。
こないだ観た「ラム」とはまた違うけど、何も残らない凪作品でした🙏
栗林55

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