小学生男子が観たら間違いなく性癖ぶっ歪むな……ということをどうしても考えてしまったのは仕方のないことだと思う。グローリー・水領、あんなキャラクターとまだ第二次性徴もろくすっぽ始まってすらいない時分に出会ってしまったらその後の主に二次元における女性の好みはなかなか特殊な物にならざるを得ないはず。ただ、男子だけじゃなくて女児も何かしら新たな扉が開きかねない要素を多分に含んでいる気もする。年上お姉さんと買い物デートだもの、加えて同い年のツンケンした子とぶつかった果てのリスペクトし合いだもの、歪む歪む……とか言ってはみたものの、性差であれこれ言うのは無粋だとも思うので、色々と魅力的な関係性が溢れている物語だなというのがまとめての感想。キモータとしての所感を勢いでぶちまけてしまったが、ちゃんとストーリーにも感動したし泣きさえした。原作読もうかと思ったくらいには続きが欲しくなった。あとホモ・デウスもそろそろ読まなければ。
