キャラクターデザインに辟易しながら観に行ったけど、ストーリーがめちゃくちゃしっかりしてて驚いた。脚本はあの吉田玲子さん。納得。。。
冒頭から度肝を抜く展開。というより、交通事故のシーンの演出が最近観たどのサスペンスシーンよりもドキドキした。これはあのキャラクターデザインやから余計とドキドキしたんかな。神楽の舞とのシーンバック。すごい。
それからの展開がずーっと違和感がつきまとう。それは、この主人公の女の子があんな悲劇に巻き込まれて泣いてないってこと。その違和感が解消されていく後半からの展開は見事の一言！
個人的には「千と千尋」を思い出す。若女将として働き始めて、そこで色々な人と出会って生きる力を取り戻す的なエモーションナルな展開。それがこの「ちゃお」とかで連載してそうな100%子供向けの皮を被ったキャラクターデザインのアニメで展開されるってことがすごい。
ただ、やっぱりこのデザインやと大人が観に行きにくいから、ちょっと減点です。笑
