日本初のアクションゲームに登場する人気キャラクターであるソニックを実写化した本作。幼い頃、従弟にもらったメガドライブでソニックのゲームをした遠い記憶があります。輪っかのコインや、超ハイスピードで駆け回る姿を見て、懐かしくもあり、実写になったことで新鮮味もあるソニックが観ていて可愛かったです。故郷を追われて孤独を抱えながら一人ぼっちで生きていたソニックがトムに出会って友情や絆を覚えていく展開は、子供でも分かりやすくて観やすかったです。
しかしながらご都合主義であることは否めない。悪役のジム・キャリーの無駄使いであることは間違いない。逆を言えば、ジム・キャリーがいなかったら退屈な映画になっていた。アクションシーンは多めなのですが、敵側の武器がそれほど強力ではないため、危機感をあまり感じられない。最初から最後までソニックの圧倒的な強さに、ワクワクドキドキ感はありませんでした。続編ありありの終わり方ですが、あまり期待してません…
