ソニック仕様のパラマウント映画⇒セガのロゴが出てくる冒頭からツカミはOK。セガのロゴは色々探したくなるし、音楽もよくよく聞いてみると「セーガー」だし。
こう言うと元も子もないけど、中身は割とオーソドックスなバディもの。でもソニック特有の超スピードなアクションもあるし、ゲームのキャラデザインを基に現実方面に寄せたらこんな感じだろうって具合で、ソニックのデフォルメっぷりもそこまで違和感はなかった。そして映画全体のバランスをぶっ壊しそうで壊さない、ジム・キャリー扮するドクター・ロボトニックのギリギリなクレイジーさもいい。それにしてもジム・キャリーのイカれたキャラは久々に見た気がする。
随所に仕込まれた小ネタ、リスペクト溢れるエンドクレジット+αからもソニック愛はびしびし伝わってくるのに、どうして最初に公開されたあのデザインでゴーサインが出てしまったんだ。今見ても不気味だぞ、あれ。