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バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫のkeitoesのレビュー・感想・評価

4.0
ついに踏み入れてしまった…


インド映画にあんまり興味なくて、今までスルーしていたけれど

IMAX上映&特典ポスターということで、観てみることに。

今まで色々な映画を観たけれど、これは今までにない体験だった…! 最初こそ、半笑いで少し馬鹿にしていたのも事実だ。
民はチェダーチーズみたいなのをずっと舞わせているし、微妙なCGのゾウの鼻を弓にして矢を射ったり、カレー粉?が舞ったり、剣術の途中ドラマチックな演出で男女が見つめ合ったり。

正直、これは尺の長いコントなのか?これが3時間続くのか…?とさえ思った。

そんなコメディとも思えるような話の流れでも、主人公バーフバリの超人さとドヤ顔と紳士な行動はとても気持ちが良かった。

というか、だんだんクセになってくる。

良い場面でいちいち盛り上げてくれる歌も良い。
戦っている途中、ストレートに「偉大なバーフバリ〜」みたいな歌詞の字幕で分かりやすく煽ってくれる。

話は掻い摘めば、家族の話。骨肉の争い。
ライオンキングとかソーみたいな。

だから割と単純ではあるんだけれど、
それを下品なくらい豪華な美術や演出、突然はじまるミュージカルなどが織りなすエッセンスで、もう頭がトリップしてくる。

途中から、ドーパミンが出っぱなし!

そのうえ、アクションも訳が分からないくらい凄くて、洋ゲーでコンボを決めたときみたいな演出がずっと続く。

バーフバリたち登場人物の筋肉もすごくて、実写版ブロリーみたい。

最後の方は、自分が何を観ているのか分からなくなるくらい壮絶で、インド映画のイメージを覆された。
というか映画のイメージまでもかも。

これは世間がこんなにフィーバーするのも納得したし、はやくも1作目の伝説誕生も観たくなった。(ちなみに今回観たのは2であるけれど、全然問題なかった)

多分、どんな冷めてる人でも観ればバーフバリのファンになる。

バーフバリ!バーフバリ!
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