ついに踏み入れてしまった…
インド映画にあんまり興味なくて、今までスルーしていたけれど
IMAX上映&特典ポスターということで、観てみることに。
今まで色々な映画を観たけれど、これは今までにない体験だった…! 最初こそ、半笑いで少し馬鹿にしていたのも事実だ。
民はチェダーチーズみたいなのをずっと舞わせているし、微妙なCGのゾウの鼻を弓にして矢を射ったり、カレー粉?が舞ったり、剣術の途中ドラマチックな演出で男女が見つめ合ったり。
正直、これは尺の長いコントなのか?これが3時間続くのか…?とさえ思った。
そんなコメディとも思えるような話の流れでも、主人公バーフバリの超人さとドヤ顔と紳士な行動はとても気持ちが良かった。
というか、だんだんクセになってくる。
良い場面でいちいち盛り上げてくれる歌も良い。
戦っている途中、ストレートに「偉大なバーフバリ〜」みたいな歌詞の字幕で分かりやすく煽ってくれる。
話は掻い摘めば、家族の話。骨肉の争い。
ライオンキングとかソーみたいな。
だから割と単純ではあるんだけれど、
それを下品なくらい豪華な美術や演出、突然はじまるミュージカルなどが織りなすエッセンスで、もう頭がトリップしてくる。
途中から、ドーパミンが出っぱなし!
そのうえ、アクションも訳が分からないくらい凄くて、洋ゲーでコンボを決めたときみたいな演出がずっと続く。
バーフバリたち登場人物の筋肉もすごくて、実写版ブロリーみたい。
最後の方は、自分が何を観ているのか分からなくなるくらい壮絶で、インド映画のイメージを覆された。
というか映画のイメージまでもかも。
これは世間がこんなにフィーバーするのも納得したし、はやくも1作目の伝説誕生も観たくなった。(ちなみに今回観たのは2であるけれど、全然問題なかった)
多分、どんな冷めてる人でも観ればバーフバリのファンになる。
バーフバリ!バーフバリ!