柊

翔んで埼玉の柊のレビュー・感想・評価

翔んで埼玉(2018年製作の映画)
3.5
あはははははは。最高に笑える。大真面目にコメディやってる、俳優さんたちが真面目に学芸会演ってるのを観るのって大好き。

予告を観て「これは埼玉県の人怒らないかな」と心配したけどむしろ杞憂で不思議なほど郷土愛溢れる内容だった。むしろ千葉県民、群馬県民の方々が怒りそう。…まあそんなこともないか。フィクションだし。

埼玉の人は海がないことにこんなに劣等感感じているのか…ってことも初めて知りました。(ほんとかな?)

でもこんな風にほのぼの?笑えるのは埼玉が東京のお隣りの県だからだよなあと思います。
宮城在住の自分から見ると埼玉も千葉も神奈川も東京もその近辺まるごと含めて「関東」。全部ひっくるめて「都会」のイメージしかないもんね。埼玉が田舎なら東北地方はどうなるの、です。

これ、東京から離れた県が舞台だったら絶対シャレにならない…気がする…うん、やめたほうがいい。

映画はすごく面白かった。自分の地元についてもこんなに郷土愛あるかなあなんて考えた。
同じ日本人なのに、出身県が違う、地方が違うことでいがみ合ったり、逆に協力し合ったりする。
お互いを認め合えればそれが一番のはずなのにねー。
柊