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翔んで埼玉のnaoズfirmのレビュー・感想・評価

翔んで埼玉(2018年製作の映画)
3.3

翔んで埼玉シリーズ第1作目🎬

ストーリーは埼玉県民が東京都民から虐げられている架空の世界を舞台に、自由を求め戦う埼玉県人の姿を描いた作品でした。作品は埼玉県解放の為の戦いを軸に、地元愛・地域格差を描いていました。正直な感想として、今作を観て埼玉県が愛おしくなりました。各県のディスり合いや圧倒的なギャグセンスも素晴らしかったですが、個人的にはYOSHIKI vs 高見沢は最高すぎました。埼玉と千葉の対決はまさかの有名人カード対決になるとは思いもしませんでした。海外でも日本同様に文化様式の違い・訛りが存在しますが、日本とは異なり国民意識の根底にあるのは郷土色というよりも◯◯人という括りの感覚が強いということです。日本では日本人であるという感覚と同レベルで道産子・東京人・関西人など郷土人感覚が強いと思いました。例えどこに移住しようとも心に郷土愛を忘れていないのが日本人らしさだと思いました。作品はただ埼玉をディスるのではなく、日本人の郷土愛をフィーチャーした内容だと感じました。
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