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カストロ CASTRO
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カストロ CASTROが配信されているサービス一覧

『カストロ CASTRO』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

カストロ CASTROが配信されていないサービス一覧

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『カストロ CASTRO』に投稿された感想・評価

「CASTRO カストロ」は、2003年に独(仏)のTVチャンネルArte用に作られた72分のドキュメンタリー。記録映像・写真とインタビューで、カストロの生い立ちから2003年現在までを紹介。カストロの私生活では、妻、愛人とカストロの子供たちの写真も紹介。セリア・サンチェスは長年の同志・恋人として紹介され、葬儀の様子や、その死に際してカストロがショックを受けたことなどが描かれる。

おおむね中立の立場であり、インタビューは、カストロの支持者も反対者も含まれるが、後者は、カストロへの憎悪が明らかで発言内容が史実と異なる部分もあるので注意が必要。記録映像ではケネディ(キューバ危機)、ローマ法王(キューバ訪問時にカストロの宗教政策に影響)、カーター元米大統領(キューバ訪問時にスペイン語で演説しているのが印象的)。本作には、チェ・ゲバラも登場。奉仕活動でサトウキビ畑で農民と働く映像などが含まれている。

本作では、カストロ政権で、識字率がアップしたこと、無料である医療の充実、国民からの絶対的なカストロ人気、アメリカの9/11テロの時は追悼声明を出したこと、など評価する半面、カストロが当初は公職につかないといっておきながら、それに反して長年政治のトップにいることや、キューバの市民権・選挙の問題、麻薬が広まりつつあること、など問題点も指摘しておりバランスをとっている。

カストロが、反政府運動に強硬な姿勢を貫いた理由は、アメリカによりカストロ政権の転覆とカストロ暗殺が繰り返し試みられたことであることは本作でも伺える内容。アメリカの対キューバ政策の酷さは、カストロ以前には、バティスタ政権にCIAとマフィアが協力していたこと、キューバとの断交で医療品の輸出も止まりキューバを追い詰めたこと、ピックス湾事件でカストロ政権転覆を軍事的に仕掛けたこと、などが示される。

本作で、もっとも衝撃的なのは、1976年の「クバーナ航空455便爆破事件(Cubana Flight 455)」で、キューバの民間航空機に対する爆破テロで乗員73名全員が死亡した時の、飛行機が墜落直前の機長の声と爆発音の音声記録。事件は、キューバの観光に打撃を与えるなどの目的で、アメリカCIAに工作員ルイス・ポサダ・カリレスらがテロ活動を行ったのが真相。本作では、実行犯が逮捕されたが、無罪で釈放された理不尽も描いている。