このレビューはネタバレを含みます
僕はこういう犯罪の手口を
事細かに描写した映画、ドラマ、小説等は
犯罪を喚起するので作るべきではないと思っている。
同じ理由で現実の犯罪の手口を事細かに
説明するマスコミも同様。
だから、この映画も作るなら犯罪で“起きたこと”だけを、
しかももっともっとボカして作ってほしかった。
それでうまく表現できないなら作らなくて結構。
そういう意味で観ていて不快だった。
最後の20分くらい、犯人が、事実が、明らかに
なっていく部分はなんか肩透かしを食らって
なんだ、これ、だったの半分、逆に余計怖くなったの
半分。犯人の子供が見つかった途端泣き出すのは
どうかねぇ。子供だからってこんな事起こすやつが
そんなに純情か?
こういうやつは少なくとも10年間はパソコン、
スマホなどの電子機器に触っちゃいけない刑だな。
それにしても、小学生に踊らされて、
面白がってるんだか面白がられてるんだかの
高校生、なんだかな。
主人公の高校時代の役の子が
『魔女』の主役の子だった。
調べたらこの子、梨泰院クラスにいい役で出てるよう。
梨泰院クラス見なきゃならなくなったやん。