きくひめ

マリオネット 私が殺された日のきくひめのレビュー・感想・評価

4.6
韓国で実際にあった事件をモチーフに製作された作品。肉体もそうだけど、人格をも崩壊させる事件。インターネットは便利だけど、それを悪用する人がいる。それって、核と一緒だよね。考える人は悪用されることなんて考えずに"こんなモノがあったら便利だな"と夢を現実に変えていく。それを逆手にとって悪用する人がいる。どうしようもないから歯痒い😓
実際の事件をモチーフにしてるけど、wikiで調べたら、映画ではかなりソフトになってる?加害者の少年達は、40人余りいたらしく、未成年であることや初犯であることから、刑事罰も受けず、大人になっても普通の生活を送ってるとか。被害者は肉体的にも精神的にも傷つき、改名して転居し転校しても加害者家族に居場所を突き止められて、また周囲にもバレてしまったとか…。なんで加害者が守られて被害者が責められるの?警察での取り調べでもそうだったとか。
実際、レイプ事件って被害者が訴えなきゃ事件として成立しないし、告訴するには全てを話さなきゃいけないし、またそれによって周囲の人に知られるリスクがあるしで、表沙汰されない事が多いらしいから、この事件も被害者は一緒に行動してた3人だけとなってるけど、ホントは出てきてない被害者が多数いるんだろうな。動画をインターネットに公開されたら、消してもどこかのサーバーにアップロードしたら、イタチごっこ。転居、改名、果てには整形までしないと生きてけなくなっちゃう。こんなんだったら、少年法なんて言ってないで、加害者達も顔公開するべきだよね。被害者は顔も名前も晒されたらたまったもんじゃない💦今やインターネット社会なんだから、犯罪面でももう少し対処考えて欲しいもんだよ。
作品での被害者は過去に打ち勝ったようだけど、実際の被害者も難しいけど、事件を乗り越えて生活してくれてると良いんだけどな。
追記:エンドロールで実際の事件の新聞記事らしいモノが出てるけど…読めない💧
🇰🇷20230505@55
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