レスリングの映画というと、懐かしの「ビジョン・クエスト／青春の賭け ｣、最近では｢ダンガル きっと、つよくなる」なんかが記憶に残るが、本作も、コメディとはいえ、結構本格的なレスリングシーンがある。
とはいえ、まさか、ユ・ヘジンのイケオジ(イケテナイが)映画とは、人気が出るというのはコワイですな。「恋は雨上がりのように｣を観た後だったので、劇場鑑賞時、ヒロイン(イ・ソンギョン)の役柄にも、違和感は感じなかったが、今見直すと、もう飯豊まりえにしか見えません。ナ・ムニにソン・ドンイルまで出てくると、どんな展開になっても大丈夫な気になるが、息子との親子鷹な世界をコメディに終わらせていないのは、さすが韓流。薄いところがまるでない。
最後に、見合い相手の女医役(ファン・ウスレ)のように、場面を浚ってしまう女優に出会うと嬉しくなる。日本だと山田真歩かな。
