Takumi

バーニング 劇場版のTakumiのレビュー・感想・評価

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)
4.0
村上春樹が1983年に発表した短編小説「納屋を焼く」を原作に、物語を大胆にアレンジして描いたミステリードラマ。

アフリカの部族の非現実的世情とヘミの懐疑的行動の奇妙なマッチングと、純粋で素朴なジュンスと狂気的で金持ちの違う世界で生きるベンとのアンマッチな絡み合いで、気が滅入ってしまうような映画。

それでも引き込まれるよく創られたミステリーはさすがの一言に尽きる。

見終わった後に後から色々なことを考えると繋がりを感じてより奇妙な気持ちになる。映画でしか感じれないこの気持ちは中々良い。
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